三星ディスプレイのQD-OLED技術の最初の適用はテレビではありません！ディスプレイまたはスタート製品です

9月18日、韓国メディアのSedailyによると、SDCは今年後半にQD-OLEDの量産を開始し、32/34インチのディスプレイ製品を同時に生産する予定です。SDCはテレビとディスプレイ製品を同時に評価していますが、ディスプレイ製品はより多くの大手バイヤーであるサムスン電子を引き付けるのに有利です。

SDCがディスプレイQD-OLED製品を生産することは、サムスン電子の「大型OLEDテレビを生産しない」という内部ポリシーを回避することが期待されています。最近、サムスン電子はSDCのTV用QD-OLEDサンプルを取得しましたが、積極的な製品採用の意見は示しませんでした。業界の分析によると、この方針は少なくとも来年まで維持されると見られています。一方で、QD-OLEDディスプレイ製品の採用には比較的前向きな傾向が見られます。

生産面では、SDCはディスプレイに対しても積極的であり、大型ボードで大型と中型ディスプレイを同時に製造する混合カット（MMG）方式を採用する可能性があります。Omdiaは、SDCが効率的な生産を実現するために、82インチのテレビパネル2枚と32インチのディスプレイ3枚を混合カットするか、78インチのディスプレイ2枚と27インチのディスプレイ6枚を混合カットする選択をするだろうと予測しています。

また、これはLGディスプレイ（以下、LGD）との違いを際立たせることにもなります。大型OLED製品に特化しているLGDは、まだOLEDディスプレイ市場には参入しておらず、SDCは32インチ8Kディスプレイ市場をターゲットにしています。LGDは2017年からこの市場に参入しており、主にLCDパネルを生産しています。LGDにはゲーム用として使用できる48インチのOLEDテレビパネルがありますが、テレビ製品としてはゲームには大きすぎます。ただし、ヨーロッパや韓国のeスポーツ市場では好評を得ています。