JSRは台湾工場を閉鎖し、従業員を解雇する予定です。また、一部のLCD材料市場から撤退する方針を示しています
市場環境の変化に対応するため、液晶パネル(LCD)アライメントフィルムおよびカラーフォトレジストのグローバルメーカーであるJSRは、LCD材料市場から撤退し、台湾工場を閉鎖し、韓国での生産能力を削減し、従業員の削減措置を実施することを発表しました。
JSRは14日に日本の株式市場後にプレスリリースを発表し、LCD材料市場の競争環境の変化に対応するため、一部のLCD材料市場から撤退することを明らかにしました。JSRは、2021年9月末までに台湾と韓国でのカラーレジストとフォトセンシティブスペーサーの販売事業を終了し、今後台湾と韓国では他のLCD材料を引き続き販売することを述べています。また、カラーフォトレジストとフォトセンシティブギャップ粒子は中国市場で引き続き販売される予定です。
さらに、JSRは台湾の子会社JSR Micro Taiwan(JMW)の工場を2022年3月末に閉鎖する計画です。現在中国市場で生産・供給している保護フィルムと絶縁フィルムは、2022年3月末までに日本のJSR Micro Kyushu工場と中国のJSR Micro Changshu工場に移管されて生産されます。
また、韓国の子会社JSR Micro Korea(JMK)は生産能力を削減し、2022年3月末までに現在の二交代制から日勤制に変更し、中国市場向けに必要なカラーフォトレジストとフォトセンシティブギャップ粒子の供給を行うとともに、保護フィルムと絶縁フィルムは日本工場および中国本土の工場に移管されます。
JSRは、これらの再編措置の実施に伴い、JMWおよびJMKにおいて2022年3月末までに必要な従業員削減(レイオフ)措置を実施する予定であると述べています。





Microsoft Teams
WhatsApp
メール
お問い合わせ
WeChat
ページ上部へ