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LCDテレビパネル出荷、8.9%減少予測:TrendForce

前の ビュー: 1811 更新日: Mar 27,2020

今四半期のLCDテレビパネルの世界出荷は、COVID-19パンデミックの影響で中国での大規模なロックダウンが出荷を停滞させ、部品供給チェーンに混乱をもたらしたため、前年比8.9%減少すると、市場調査機関TrendForceが昨日発表しました。


今四半期のテレビパネルの出荷は6378万台に減少し、四半期ごとで12.7%の減少となる見込みで、供給の減少によりパネル価格が上昇すると報告書で述べています。


中国でパンデミックが次第にコントロールされる中、来四半期の出荷は前四半期比で7.1%回復する見込みで、今四半期からの需要遅延が影響しています。


しかし、パンデミックの影響で失業率が高くなり、消費者の購買力が弱くなることで、供給過剰が再び発生する可能性があるとしています。


先月、LCDパネルの出荷は前月比で3.5%減少し2007万台となりましたが、今月は輸送と人々の生活が正常に戻ることで、出荷は14%回復する見込みだとTrendForceは述べています。


中国のStar Optoelectronics Technology Coは、月間出荷が0.2%増加し373万台に達し、世界最大のテレビパネル供給業者となり、BOE Technology Group Coは出荷が14.1%減少して346万台となり、ランキングで入れ替わったとTrendForceの集計は示しています。


BOE Technologyの出荷は、2017年6月以来の最低月間出荷台数を記録しました。TrendForceは、中国全土に散らばる同社の工場が、都市封鎖による労働力と部品の不足に直面し、競合他社よりも厳しい状況であると述べています。


中国のHKC Optoelectronics Technology Coは、出荷が64.7%増加し261万台に達し、世界第3位にランクインしました。台湾のInnolux Corpは、主要部品と労働力の不足に悩まされ、ランキングが一段階下がり4位に落ち、月間出荷は前月比で15.2%減少し251万台となったとTrendForceは集計しています。


Samsung Electronics Coは5位を維持し、出荷は1.4%増加し206万台となり、パネル価格の回復に伴い工場の稼働率が上昇したとされています。


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