サムスンディスプレイ、2020年末までにすべてのLCD生産を終了予定
ソウル(ロイター) - 韓国のパネルメーカー、サムスンディスプレイは、今年末までに韓国と中国での液晶ディスプレイ(LCD)パネルの生産をすべて終了することを決定したと、広報担当者が火曜日に発表しました。
サムスンディスプレイは、韓国の技術大手サムスン電子の子会社で、10月に国内のLCD生産ライン2つのうち1つを需要の減少と供給過剰のために一時停止すると発表していました。
「当社は、今年末までに注文されたLCDを問題なくお客様に供給する予定です」と、同社は声明で述べています。
10月、アップル社の供給業者である同社は、スマートフォンとテレビの世界的需要の低迷に伴う供給過剰の中で、生産ラインのアップグレードのために13.1兆ウォン(107.2億ドル)を設備と研究に投資すると発表しました。
今後5年間の投資は、韓国のLCDラインの1つをより先進的な「量子ドット」スクリーンを大量生産する施設に変換することに集中します。
同社は、韓国に2つ、中国にLCD専用の工場を運営しています。
サムスンディスプレイは、中国の工場の今後の運営についてはまだ決定していないと広報担当者は述べています。
サムスンディスプレイの同業のライバルであるLGディスプレイは、今年初めに2020年末までに国内でのLCDテレビパネルの生産を停止することを発表していました。





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