LCD TVパネルの価格が急騰！LGD韓国の生産ラインは生産停止の延期

液晶（LCD）テレビパネルの需要が急増しており、第3四半期には価格が最大30％上昇しました。韓国の大手LGディスプレイ（LGD）は利益を見込んでおり、同社の韓国LCDパネル生産ラインの閉鎖が延期されたという噂があります。

今年初め、LGDは主にOLED生産にシフトするため、韓国の生産ラインを停止する決定を下しました。中国企業が低価格で市場に参入しているため、LGDは高価格のOLED製品にシフトすることを決めました。しかし、パンデミックの発生によりLGDの見解は変わりました。新型コロナウイルスの流行により、家で過ごす時間が増え、家庭用エンターテインメントの需要が高まり、テレビ購入が増加しました。このため、世界のテレビ市場が大きく改善し、LGDはその決定を見直しました。

業界：LGDのOLEDビジネスは今年、LCDを初めて上回ると予測されています

LGDはOLEDビジネスの発展を続けており、LCDの生産を延長しています。10月5日のPulseの報道によると、今年、LGDのOLEDテレビパネルの収益が初めてLCDを上回ると予測されています。Omdiaは、今年のLGDのOLEDパネル収益がテレビパネル全体の55％を占めると予測しており、昨年の33％を大きく上回っています。

ユアンタ証券韓国も、今年のLGDのOLEDテレビパネル収益が3.5兆ウォン（約20.5億人民元）に達し、LCDテレビパネルの3.4兆ウォン（約19.9億人民元）を上回ると予測しています。証券会社は、来年LGDのOLED売上高が5.2兆ウォン（約30.6億人民元）に達し、LCDは2.8兆ウォン（約16.4億人民元）に落ち込むと予測しています。