レインボー（合肥）LCDガラス製造工場に足を踏み入れ、自動生産ラインとスマート製品を探る

合肥で、国内初のG8.5液晶基板ガラスの量産の様子を探る。世界ディスプレイ産業会議にて、レインボー（合肥）液晶ガラス株式会社は、独自に開発・設計・構築したオーバーフローメソッドG8.5+（高世代）基板ガラス生産ラインが正式に量産を達成したことを公式に発表した。

近年、レインボー（合肥）液晶ガラス株式会社はイノベーションを推進の原動力とし、基礎研究の深化と応用範囲の拡大を絶えず強化してきた。高世代基板ガラスの微細欠陥メカニズム研究、シミュレーション解析の全面的応用、主要材料の性能基準、高温知能検査などの重要技術分野で一連の突破を遂げている。現在、製品技術、設備技術、プロセス技術、主要材料の国産化支援という4つの主要分野で産業チェーンの利点を集結し、G8.5基板ガラス産業の包括的な開発力を完全に有している。

レインボーの8.5世代基板ガラスプロジェクトの成功は、レインボーが高世代・大流量・低欠陥・超薄型ワイドパネル・高平坦度シリーズの基板ガラスのコア技術を完全に習得したことを示している。このプロジェクトは600件以上の特許を取得し、完全な知的財産体系を形成した。2020年6月3日には、「国内初の高世代G8.5+オーバーフロー電子ガラス生産ラインの技術、プロセス、設備研究開発および産業化」プロジェクトが中国電子学会主催の科学技術成果評価を通過し、評価専門家グループは「このプロジェクトは国内発のもので、ギャップを埋めており、国内をリードし国際的にも先進的な技術を有している」と認めた。2020年9月9日には、レインボーG8.5+基板ガラスが安徽省で最初の新素材認証を取得した。

【補足説明】
高世代生産ラインは主に32インチ以上の大型液晶パネルを生産し、一般に第6世代ライン以上を指し「高世代ライン」と呼ばれる。例えばG8.5は第8.5世代ラインを意味する。世代ラインは基板ガラスのサイズを指し、世代が大きくなるほどパネル面積も大きくなり、多くの小型液晶パネルを切り出すことが可能になる。