LGがトンボの目に着想を得たOLEDディスプレイを発売

tomshardwareによると、LGとそのパートナーは、今月後半に第3世代OLEDパネルを搭載したゲーミングディスプレイを発売する準備を進めています。

これは喜ばしいニュースであり、というのもLGは先日開催されたCES 2023エキスポで、最新のメタ技術に基づく新型OLEDパネルを発表しましたが、それは家庭用テレビ市場のみを対象としていたからです。

LGのメタ技術OLEDパネルの最大の特徴は、従来のOLEDディスプレイと比べて「画質が60％向上し、視野角が30％広くなる」点です。

この主な理由は、トンボの眼の構造に着想を得た「マイクロレンズアレイ（MLA）」の採用にあります。実際、MLAはOLEDパネルの発光効率を最大化し、LGはさらに「Meta Booster」輝度向上アルゴリズムを適用しています。

幸いなことに、LGはこの新しいメタ技術ディスプレイの性能統計を公表しており、その価値をある程度定量的に示しています。

テレビ向け技術発表時には、新型ディスプレイの輝度が2100ニットに達すると説明されました。OLEDパネル特有の深い黒と組み合わせることで、極めて高いコントラスト比を実現します。