iPad用OLEDスクリーンの試作機、2024年に登場予定
7月13日のニュースによると、海外メディアの報道では、iPhoneが完全にOLEDスクリーンに移行してから2年が経過し、外部ではAppleの他の大型スクリーン搭載ハードウェア製品にもOLEDスクリーンの採用が期待されています。サプライヤーもこの動きに備えて準備を進めているとのことです。
海外メディアは最新の報道で、Appleが2024年にOLEDスクリーン搭載のiPadを発売することを確認したと伝えています。このOLEDスクリーンiPadの発売については、最初に韓国メディアが報じており、Appleは韓国の複数のパネルメーカーと連携し、最終試作機の製造に取り組んでいるとも伝えています。
さらに韓国メディアは、Appleは世界最大のタブレットPCメーカーであり、40%以上の市場シェアと年間約6000万台の出荷実績を持つことから、iPadがOLEDパネルに移行することでサプライヤーに大きな恩恵があるとも指摘しています。AppleのiPadに使用されるOLEDパネルには、初めて「ディスプレイドライエッチング技術(Display Dry Etching)」が導入される予定で、これは薄膜トランジスタ回路の製造時に不要な成分を化学技術で除去する工程であり、パネルをより薄く・軽くすることが可能になります。
Appleは2017年に発売したiPhone X以降、iPhoneにOLEDパネルを採用していますが、これまでのiPhone用OLEDパネルにはディスプレイドライエッチング技術は使用されていませんでした。これは従来のLCDパネルと同様の製造プロセスであったためです。OLEDパネルはiPadにより優れた表示性能をもたらすだけでなく、ディスプレイドライエッチングにより、より薄型軽量化も実現できますが、この工程はコストを押し上げる要因にもなり、最終的にOLEDスクリーン搭載のiPadの価格上昇につながる可能性があります。





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