70インチ以上の大型OLEDテレビは「トレンドに逆行して成長」

韓国のメディアによると、世界的なテレビ需要の鈍化という背景の中で、「70インチ以上」の超大型OLEDテレビ市場は、その「独立した成長」により注目を集めているとのことです。

最大のテレビ市場である北米では、高解像度の大画面テレビの需要が高まっています。来年には、LGディスプレイだけでなく、サムスンディスプレイも70インチOLEDパネルの生産を開始する予定です。サムスン電子とLG電子の間で激しい競争が予想されています。

一方、パネル供給の増加と高解像度テレビ視聴の需要の増加により、70インチ以上のOLEDテレビの販売台数は今年69万9000台に達する見込みです。これは昨年の販売台数（59万3000台）より17.9%の増加です。Omdiaは、超大型OLEDテレビの販売台数が年々増加し、2025年には100万台を超えると予測しています。

実際、北米では、77インチOLEDテレビの成長率が65インチを超えています。65インチの販売台数は非常に高いものの、77インチは最近、高い販売成長率を示しています。データによると、昨年、北米での70-79インチOLEDテレビの販売台数（24万1500台）は、前年比160%の急増を記録しました。